オンライン ドキュメント エディター
オンライン ドキュメント エディターを使用すると、デスクトップのワード プロセッシングや編集アプリの主要な機能を利用しながら、オフラインまたは物理的なドキュメントで作業する際に作業が失われるリスクを減らすことができます。また、ユーザーは場所やデバイスを問わず共同作業を行うことができます。
オンライン編集の特徴と機能
オンライン ドキュメント エディターは、デスクトップ アプリケーションの優れた機能に加え、モバイル、デスクトップ、Web をまたいでリアルタイムでのコラボレーションと広範なアクセスを提供するソフトウェア プログラムです。ドキュメントのデザイン、執筆、編集、公開において同様の機能が提供されます。また AI 支援の機能が搭載され、執筆に関するアドバイス、アウトラインの作成、既存ドキュメントの統合、さらにはドキュメントをわかりやすく簡潔に書き直すためのサポートも提供されます。
ドキュメントの書式設定
読みやすく理解しやすいように書式設定することで、ドキュメントを作成する最初のハードルを跳び越えましょう。オンライン ドキュメント エディターは、高品質で洗練されたドキュメントを簡単に作成できるデザインおよび書式設定機能を提供します。Word などのプログラムでは:
- ドキュメント全体に一貫した書式設定をすばやく適用できます。
- カスタマイズ可能なテンプレート機能を使用して、プレゼンテーション、履歴書、ニュースレター、研究報告書などのプロフェッショナルなドキュメントを簡単に作成できます。
- デザインやレイアウトのサポート、段落の書式設定、インデント、太字、イタリック、下線、取消線、フォントの選択、見出しスタイルやページ番号など、さまざまなカスタマイズ オプションが提供されます。
- 一貫性のある提案、スマートな貼り付け、強化されたタイトル、ジャンプスタート、一括書式設定などの高度な書式設定機能が提供されます。
ドキュメントのレビューと編集
エディターのようなドキュメント エディターを使用して、ドキュメントの品質を上げ、プロのように仕上げましょう。
- スペル、文法、大文字表記、句読点のチェック機能や、エラーの検出と修正を支援するツールが組み込まれています。
- 高度なドキュメント作成支援機能が提供されます。スタイルやトーンのアドバイス、類似性チェック、リライトの提案、単語や文字のカウント機能など、さまざまな機能が備わっています。
- 辞書、シソーラス、脚注付きの参考文献リストの作成や出典の引用など、執筆に役立つその他のリソースが提供されます。
- 文字起こしの生成、記録、アップロードが可能です。
- Word のデスクトップおよびオンライン バージョンの両方にある機能のように、テキストを別の言語に翻訳することができます。
ドキュメントの共有と共同作業
オンライン ドキュメント編集の主な利点のひとつは、複数のユーザーが同時に同じドキュメントで作業できることです。これは、グループ プロジェクトや共同作業において、スムーズなチームワークを実現する理想的な方法です。以下のような機能を利用できるかどうかをご確認ください:
- 同じドキュメントをリアルタイムで共同編集したり、共有リンクやメールを介してインターネット上でドキュメントを他のユーザーと共有したりすることができる。
- 既存のドキュメントを比較および統合したり、ブックマークを使用してドキュメント内の重要な箇所にマークを付けてすばやく探したりすることができる。
- Word にあるような変更履歴機能を使用して、他のユーザーによる変更を確認できる。これにより、すべてのユーザーが変更を簡単に確認でき、必要に応じてドキュメントの編集を受け入れるか拒否することができます。
- バージョン履歴機能を使用して、ドキュメントの以前のバージョンを表示、復元、管理できる。
お客様のドキュメントを守る
オンライン ドキュメント エディターには多くの場合、不正アクセスからドキュメントを保護したり、オフライン作業や物理的なドキュメントであることに伴う文書紛失のリスクを軽減したりするのに役立つ、さまざまなセキュリティ機能が搭載されています。以下のような機能を利用できるドキュメント編集ツールをお探しください:
- アクセス許可の設定、アクセスの制限、ドキュメントの閲覧や編集を許可するユーザーの管理が可能である。
- ドキュメントをパスワードで保護し、意図しない編集から保護できる。
- PDF、リッチ テキスト、HTML など、さまざまなサポートされているフォーマットで保存およびエクスポートできる。
- ドキュメントをクラウドにアップロードすることで、ユーザーがデバイスを問わずどこからでもアクセスできる。
- 作業内容を自動的に保存およびバックアップし、ドキュメントの紛失から保護できる。
アクセシビリティを高めるためのドキュメントのチェック
アクセシビリティのベスト プラクティスに従った、インクルーシブなドキュメントを作成しましょう。以下のような機能を備えたオンライン ドキュメント エディターをお探しください:
- Word のアクセシビリティ チェックなどのツールを使用して、障碍のある方がコンテンツを読みやすく、編集しやすいようにすることができる。
- 問題をすばやく修正するための推奨事項や指示が表示される。
- 画像に代替テキストを追加し、スクリーン リーダーと互換性のあるドキュメントを作成できる。
- 暗い場所や明るい場所でも、読み書きが快適に行えるよう、ダーク モードとライト モードの機能が提供される。
- 音声入力機能を使って、音声で簡単にドキュメントを作成できる。
- Word のイマーシブ リーダーのようなツールを提供し、読み取りエクスペリエンスをカスタマイズし、より快適なものにする。
オンラインで文書を編集する方法
ドキュメントを作成または開く
作業を開始するには、お好みのドキュメント エディタープログラムのプロバイダーにアカウントを作成する必要がある場合があります。アカウントを作成すると、サインインしてドキュメントの編集を開始できます。ドキュメント エディターによっては、サポートするファイル形式が限られている場合もありますので、ご自分のドキュメントのファイル形式に対応する汎用性の高いドキュメント エディターを選択してください。ファイル拡張子* を確認し、ご自分のドキュメントの種類がサポートされているかどうかを確認してください。
ドキュメントを編集する
ドキュメント編集の幅広い機能を詳しく確認しましょう。新しいドキュメントを作成する場合は、テキストの書式設定、フォント スタイル、色、サイズの変更、時間を節約する一括書式設定から始めることができます。スペルや文法チェックの実行、文章作成の提案の入手、変更履歴や単語数の追跡、アクセシビリティの問題の確認などを行います。多くのドキュメント エディターでは、画像、グラフ、チャートを挿入することで、ドキュメントに魅力を加えることができます。
作業内容を他のユーザーと共有
オンライン編集アプリは、共同作業の分野で真価を発揮します。友人やチーム メンバーを招待して、同じドキュメントに意見を追加したり、一緒に作業したりすることができます。コメントや提案機能により、全員のフィードバックを簡単に取得したり、変更を追跡したりすることができます。これらのプラットフォームの共同作業の特長により、学校のプロジェクト、ビジネス レポート、創作作品など、どのような作業においても効率性とチームワークを促進できます。
保存とエクスポート
ほとんどのドキュメント エディターには、複数の保存およびエクスポート オプションがあります。作業を直接クラウドにアップロードしたり、デバイスにコピーを保存したり、あるいはその両方を行うことができます。エクスポート オプションにより、さまざまなファイル形式でドキュメントをダウンロードすることができ、共有したりオフラインで使用したりすることができます。クラウド ストレージには、どこからでもドキュメントにアクセスできるという利点があり、ハードウェアの故障による作業の損失を防ぐことができます。
ドキュメントのクラウドへのアップロードは、オンライン ドキュメント エディターの一般的な機能であり、いくつかの利点があります。
- 幅広いアクセス。インターネットに接続できるデバイスであれば、デスクトップ コンピューター、ノート PC、タブレット、スマートフォンなど、どのデバイスからでも同じドキュメントで作業できます。
- 生産的な共同作業。複数のユーザーが、物理的な場所に関係なく、同時に同じドキュメントにアクセスして編集することができます。
- バージョン管理。OneDrive などの個人用または共有ドライブを使用してドキュメントをクラウドに保存すると、変更の追跡、ドキュメントの履歴の確認、必要に応じた以前のバージョンの復元を容易に行うことができます。
- ドキュメントのバックアップ。SharePoint などのクラウド ストレージ サービスやコンテンツ管理システムは、ドキュメントの自動バックアップを提供しており、コンピューターのクラッシュやデータ侵害が発生した場合でも、お客様の作業を安全に保護できます。
- データと知的財産の保護。クラウド ストレージ サービスは、暗号化やその他の手段により、お客様のドキュメントを不正アクセスから保護し、機密データを確実に守ります。
Word ドキュメントをオンラインで編集
最も人気のある無料編集アプリのひとつであるオンライン バージョンの Word (Word for the web とも呼ばれます) をすばやく使い始める方法の一例をご紹介します。
- Word をブラウザーで起動します。(必要に応じて、Microsoft アカウントの認証情報でサインインします。)
- 編集する Word ドキュメントを選択するか、[新規作成] を選択して新しいドキュメントを作成します。
- ドキュメントが開いたら、リボン上部の [校閲] タブを選択します。
- [校閲] タブから [エディター] を選択すると、文法やスペル チェック、コメントの追加、変更履歴の追跡など、幅広いオンライン編集ツールにアクセスできます。さらに、スタイル、明瞭さ、簡潔さなど、高度な文書作成のサポート ツールも利用できます。
- Word で作業中は、変更が定期的に自動的に保存されます。編集が完了したら、[ファイル] タブを選択し、[名前を付けて保存] して変更を保存します。
- また、同じドキュメント内で他のユーザーとリアル タイムで共同作業を行うこともできます。Word での共同作業に関する詳細情報をご覧ください >
オンライン編集アプリとツールの使い方のヒント
オンライン ドキュメント編集を最大限に活用するためのヒントとベスト プラクティスをいくつかご紹介します。
- データの損失を防ぐために、定期的に作業内容を保存します。ほとんどのオンライン エディターでは変更は自動的に保存されますが、手動でも保存するのが良いでしょう。
- 重要なドキュメントをバックアップします。ドキュメントをクラウドに保存することでローカル コピーを作成する必要が減りましたが、重要なドキュメントについてはローカルのストレージ デバイスにバックアップを作成するのが賢明な場合もあります。
- もっと効果的に共同作業します。チームでドキュメントの作業をする際には、チーム メンバーとコミュニケーションをとり、コメントや提案機能を使ってフィードバックを提供したり、変更について話し合ったりしましょう。コラボレーションに関するヒントについての詳細情報をご覧ください >
- 強力なパスワードを使用します。どのドキュメント編集ツールを選択する場合でも、強力で固有のパスワードを使用してアカウントのセキュリティを確保してください。パスワード管理ツールを使用して認証情報を管理することを検討してください。
- テンプレートを活用します。テンプレートを使用すると時間を節約でき、ドキュメントの外観や雰囲気を統一することができます。ほとんどの編集アプリには利用可能なテンプレートのポートフォリオが用意されています。
その他のオンライン編集ツール
よく寄せられる質問
-
はい、Microsoft 365 を使用すれば、オンラインで Word ドキュメントを編集することができます。Microsoft 365 には、Word for the web と呼ばれる無料のオンライン バージョンが用意されており、オンラインで Word ドキュメントの作成、編集、共有を行うことができます。
-
エディターは無料のオンライン テキスト エディター ソフトウェアで、どこで文章を書いていても、より明確かつ簡潔に書けるよう、インテリジェントな文章作成支援機能を提供します。Chrome と Edge ブラウザーのブラウザー拡張機能として、また Word と Outlook の機能としても利用できます。Chrome または Edge にダウンロードするか、Web またはデスクトップ版の Word または Outlook で使用することで、無料でエディターをお試しいただけます。
-
変更したいドキュメントの種類に応じて、さまざまな Microsoft 365 アプリを使用してドキュメントを編集および変更することができます。
高度な機能を持つアプリをいくつかご紹介します。
- Word: ドキュメントの作成、編集、共有ができるワード プロセッシング プログラムです。
- PowerPoint: テキスト、画像、動画、アニメーションを使用してプレゼンテーションの作成、編集、共有ができるプレゼンテーション ソフトウェアです。
- OneNote: メモの作成、編集、共有ができるメモ作成ソフトウェアです。
- Outlook: メールの送受信や管理、予定表や連絡先の管理ができるメール ソフトウェアです。
- SharePoint: ドキュメントを他のユーザーと共有および管理できる Web ベースのコラボレーション ソフトウェアです。
- Teams: チャット、通話、会議、ファイル共有、共同作業ができるコラボレーションおよび生産性向上ソフトウェアです。
- Excel: スプレッドシートの作成、編集、共有ができるスプレッドシート プログラムです。
-
はい、オンラインで利用できる無料の PDF エディターは数多くあります。その中から、いくつかの優れた無料オプションをご紹介します:
- PDF を Word で編集: PDF を Word ドキュメントに変換することで、Word で PDF を編集することができます。これは、テキストが主体となっている PDF に最適です。詳細情報 >
- Microsoft Edge で PDF を編集する: Edge は PDF エディターが組み込まれた Web ブラウザーで、ブラウザー内で直接編集を行うことができます。これは、別のアプリに切り替えることなく、PDF に簡単な編集を加える場合に便利です。
- Adobe Acrobat Reader DC を使用して PDF を編集する: これは人気の PDF エディターで、テキスト、付箋、ハイライト、描画などを追加することができます。
-
スキャンしたドキュメントは、Microsoft Word を使用して編集することができます。手順は以下のとおりです:
- スキャナーの指示に従ってドキュメントをスキャンし、PDF ファイルとしてコンピューターに保存します。
- Word を開き、[ファイル]、[開く] の順に選択します。
- コンピューター上の PDF ファイルの保存場所を参照し、[開く] を選択します。
- Word によって PDF ファイルが編集可能な Word ドキュメントに変換されるというメッセージが表示されます。[OK] を選択します。
- 変換が完了すると、他の Word ドキュメントと同様に編集することができます。
- 編集が完了したら、[ファイル] を選択し、[名前を付けて保存] を選択します。
- [名前を付けて保存] ダイアログボックスで、保存の 種類ドロップダウン メニューから [PDF] を選択します。
- ファイル名を入力し、[保存] を選択します。
-
-
はい。Office は Microsoft 365 になりました。これは、Microsoft アカウントがあればオンラインで無料で利用できます。最新の AI ツールを搭載した強力なドキュメント編集アプリが提供され、オンラインでドキュメントを作成したり編集したりすることができます。
-
Word では、以下のような多くのファイル形式で開いて編集することができます。
ファイル形式
Word 97-2003 文書
Word マクロ有効文書
Word 文書
完全オープン XML ドキュメント
Word 97-2003 テンプレート
Word マクロ有効テンプレート
Word テンプレート
Web ページ
Web ページ (フィルター後)
単一ファイル Web ページ
OpenDocument テキスト
PDF
リッチ テキスト形式
書式なし
ファイル拡張子
.doc
.docm
.docx
.docx
.dot
.dotm
.dotx
.htm、.html
.htm、.html
.mht、.mhtml
.odt
.pdf
.rtf
.txt
-
はい。Microsoft Word の利点のひとつは、さまざまなデバイスやオペレーティング システム (OS) で利用できることです。Windows OS、MacOS、iOS、Android のいずれを使用していても、Microsoft 365 アプリをパーソナル コンピューターやモバイル デバイスで使用できます。
Microsoft 365 をフォローする